こんにちは。ドローンエバンジェリストの松原です。
皆さんはドローンの正式名称をご存知ですか?
名称としては「無人航空機:UAV(Unmanned Aerial Vehicle)」(最近では性別を特定しない「Uninhabited Aerial Vehicle」とされることも多いです)とされています。
このUAVという名称は無人機の中の航空機というカテゴリーなので”Aerial”と付いているのですが、当然ながら航空機以外も存在します。
例えば、陸上車両であれば「UGV(Unmanned Ground Vehicle)」、潜水艦であれば「UUV(Unmanned Underwater Vehicle)」という形で、他に水上用もあれば宇宙用もあるわけです。
ちなみに、無人機自体は「UxV(Unmanned eXtended Vehicle)」と呼ばれ、こちらを通称で”ドローン”と呼ぶこともあります。
なので、水中用ドローンといったカテゴリーも存在するわけですね。
さらに、これらを管理するシステム(運行管理システム)がそれぞれには存在し、UAVであれば機体と周辺システムを合わせて「UAS(Unmanned Aircraft Systems)」と呼ばれます。
他の車両にも同様の仕組みはあるわけですが、それらの総称して「UxS(Unmanned eXtended Systems)」と呼ばれます。
この「UxV」はあくまで”無人”であるため、ロボットの一種とされており、IT業界的な言い方をすれば「IoTの1つ」となります。(実際、ドローンは「空飛ぶIoT」とも呼ばれてます)
当然ながら、リベルダージにおけるドローンの定義は広義のドローンである「UxV」のことを指しており、「IoTとしてのドローン」とは「UxS」のことを指しています。
無人機の周辺システムにはよく言われている運行管理を行うOperation Control Systemや交通管理を行うTraffic Management System、業務プロセスを管理するProcess Automation System、取得データの分析を担うBusiness Intelligence(BI) Systemといったシステムがあります。
リベルダージではOperation SystemやTraffic Management Systemといった機能を「運行管理システム:UTM(UxV Traffic Management)システム」、Process Automation SystemやBI Systemを「業務プロセス管理システム:xRM(eXtended Relationship Management)システム(=EMOROCOシステム)」にて提供する形としております。
冒頭でも書いた通り、無人機は”ロボット”に分類されていますので、有人機と違ってIT業界主導で安心・安全な運行をコントロールするべきであると考えております。
そのため、リベルダージではこれまで長年IT業界で培ってきた経験を元に最適な運行システムアーキテクチャを開発しましたので、今後ドローンを本格的に活用される際にはぜひ気軽にリベルダージまでご相談ください。
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